世界中が理解できる方法と言語と表現で
われわれの勇気とプライドを示し続けること
それが次の時代を生きるみなさんの役目です。
太平洋戦争後のパラレルワールドを描いた、村上龍さんの”5分後の世界”に出てくる一節です。
その世界では連合国への無条件降伏に応じず、沖縄決戦から本土決戦に進み世界中からフルボッコにされ、戦死者、疫病などで二十数万人まで激減した日本人が、地下に隠れゲリラ戦を展開しています。
主人公はそんな世界に紛れ込んでしまいさぁどうなるか?っていう話です。
主人公がその世界で使用されている小学校の教科書を読む下りがあって、そこででてくるのが前述の一節です。
グローバル化していく現代世界をどう生き残っていくか。
どのように日本という国を世界に位置づけさせるか。
この一節に書いてあることがヒントになるような気がします。
ところで、僕が言うのもおこがましいですが、やっぱり作家の方って書くのうまいですよね。
うまいから作家なんですけどw
こうゆう素晴らしい文章を読むと、なんかサッカーでメッシとかC.ロナウドとかの凄いプレーを見た後の憧れと、爽快な気持ちになることがあるんですよねー。
僕には作家は無理だな…^^;