経験したことない揺れを感じてから、
半年が経過しました。
まだまだ復旧への課題、復興までの道のりは問題山積みです。
ただ現地の方々が勇気と希望を持ち、ゆっくりと、ゆっくりと、前に進んでいるのは間違いないです。
震災時に起こったある種の”熱”で、ひとつになりかけていた日本が、時間が経つにつれ徐々に冷却されて、ばらばらになっていく感じがしてなりません。
日本人は熱しやすく冷めやすいとよく言われます。
混迷している現代ではとにかく熱く熱く取り組んでいかなければならないと思います。
たしか坂の上の雲だったと思いますが、司馬遼太郎さんがこんなことを書いていました。
極東にある西洋にくれべれば文明も劣っている日本が明治維新後なぜ列強の国々に肩を並べるまでになったか?
それは、10万という単位の日本国民が坂の上の雲を本気で目指し、勤勉に励んだからだろう。
と。(記憶で書いているので文体はまったく違うと思いますが、こんな内容だったと記憶してます)。
多様性のある現代でひとつの目標に国民が前進するのは難しいと思いますが復旧、復興は間違いなく国民の目標をひとつにする指針となるはずです。
新しくできた内閣の皆さんや、政治家の方々、もう泣きたくなるほど交代してあきれるばかりですが、でもあきらめず信じていますので是非日本を復旧、復興していきましょう。