風邪をこじらせ、喘息になってしまい
しばらく休んでしまいました。
村上龍さんの”心はあなたのもとに”を読みました。
Ⅰ型糖尿病という難病をかかえた風俗嬢と
投資組合を経営する主人公の恋愛(?)小説です。
全体的に暗いトーンで儚く書かれている印象をうけました。
これは、あとがきにも書かれているのですが、
執筆の動機として、村上龍さんが実際にⅠ型糖尿病で、
友人をなくされているそうです。
その友人に言ってしまった一言を懺悔するために書いた
のではと想像しました。
自分自身が病気療養中だったせいもあり、いろいろ考えさせられました。
自分の生きた証をつくっていこう。
強く心に刻みました。